令和4年度 感染症対策実地研修の報告

京大病院感染制御部では、京都市介護ケア推進課ならびに京都市保健所とともに、京都市独自の取り組みとして、市内の高齢者施設での感染症対策実地研修を行っています。

施設内で感染者が発生していない平時から感染症対策の知識と技術を高めることで、新型コロナウイルスのみならず、インフルエンザやノロウイルス感染症などの流行性感染症へ備えることができます。

令和5年度も京都市介護ケア推進課ならびに保健所と連携して研修を行う予定です。

【研修内容】

①個人防護具の着脱訓練

②施設内巡視によって各施設の構造に応じたゾーニングを考える研修

また、感染対策に関する質疑応答の時間も設けています

【令和4年度 実績】

訪問施設数(計70施設)

特別養護老人ホーム   37

老人保健施設            11

グループホーム         7

小規模多機能居宅介護施設 5

有料老人ホーム             4

その他                         6

従事した京大ICTスタッフ

医師                        のべ57回

看護師                     のべ44回

施設職員の皆さんが普段使用されている防護具を使って着脱訓練を行っている様子です。
着脱訓練の後は、施設内を巡視してゾーニングや動線などを確認します。

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