新型コロナウイルス スクリーニング検査

無症状病原体保有者等による新型コロナウイルス感染症のアウトブレイクを疑う事例が報告されています。京都大学医学部附属病院検査部・感染制御部では、院内感染対策のため新型コロナウイルスPCRスクリーニング検査(保険適応外)を行っております。

試薬・検査機器・人員の不足が続いておりますが、 臨床診断に必要なPCR検査を最優先で行う一方、スクリーニング検査を順次拡大してまいりました。5/18より、一部職員のPCR・抗体スクリーニングも開始いたします。なお、この職員スクリーニングの結果については京都大学iPS細胞研究所との共同研究として解析が行われます。

  • 救急外来を経由する緊急入院患者(4/20からPCR)
  • 全身麻酔の予定手術を受ける患者(5/7からPCR)
  • 新型コロナ病棟で従事する職員約150名(5/18からPCR・抗体検査)

スクリーニング検査集計

新型コロナウイルス スクリーニング検査” に対して2件のコメントがあります。

  1. 新家陽子 より:

    医療従事者です。スクリーニング実施を進めるにあたって教えて頂きたいと思いコメントを残しました。
    救急外来を経由する緊急入院患者のスクリーニングは救急外来で実施して、結果が出てからの入院になりますか?一般病床の場合は結果が出るまではCOVID -19対応として個室に入るのでしょうか?ICU入室対応の場合などは、どの様に対応されているのでしょうか。
    この様な事を、このコメント欄で質問して良いのか解りませんでしたが、質問させて頂きました。

    1. ict より:

      当院では、結果判明まではスクリーニング患者に対する感染対策を疑い例と別に設定して対応しています。スクリーニング患者に対する対策は、標準予防策に加え、万が一陽性であった場合濃厚接触者にならないよう配慮したものとなっております。

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