新型コロナウイルスに関するiPS細胞研究所・大阪市立大学との共同研究を通じて、三井住友フィナンシャルグループ様からの現物寄附により、複数の全自動PCR装置が大阪市立大学・京都大学をはじめ大阪府・京都府の医療機関へと導入されました。これにより多くの急性期医療機関で迅速かつ高精度な検査が可能となりました。本ウェブページでは、これら研究協力機関から集めた全自動PCR装置を用いた検査に関する情報を公開いたします。

 2021年4月より、一部施設で変異株のスクリーニング検査を開始しました。抽出済RNAを用いることで迅速な検査が可能です。また、スクリーニング検査を行った株を含め陽性株は後日、京都大学において全ゲノム解析を行っています

 2021年6月より、L452スクリーニング(デルタ株)を開始しました。

 2023年4月より、実施主体は京都大学単独となりましたが、研究を継続しています。全自動PCR検査装置またはリファレンス法を用いて、各種ウイルスの流行状況を調査しています。2023年12月からはAMEDの支援を受けてサーベイランス事業を実施しています。

PCR病原体サーベイランス

SARS-CoV-2、インフルエンザ、RSウイルス

その他ウイルス

変異株スクリーニング検査結果

検査状況 2020-2022



施設からデータが届き次第、随時更新を行うため、データは暫定的なものとなります。