京都府・大阪府等の近畿圏で検出されたSARS-CoV-2のゲノム解析結果を公表します。研究協力機関から得られた陽性検体の解析を行い、順次データを追加します。

2024年1月16日現在、京都府35232株、大阪府3508株、滋賀県1592株のゲノム解析結果を公開しています。

サマリー

  • 2023年10月以降、JN.1が検出されています。
  • 2023年8月以降、XBBのうちEG系統が優勢です。
  • 2023年4月以降は、BA.2系統亜型XBB(主としてXBB.1/XBB.1.16)が優勢です。
  • 2022年11月以降、BA.5系統亜型のBQ.1が増加し2023年3月には最も多くなりました。
  • 2022年11月以降、BN.1などBA.2.75亜型に属するBA.2系統が再増加しました。
  • 京都府において2022年10月よりBQ.1, XBBが検出されています。
  • 2022年6月以降、京都府・大阪府において、BA.5、BA.4が検出され、BA.5が優勢となりました。
  • 京都府・大阪府・滋賀県において、2021年12月以降、BA.1 (Omicron)の検出があり、Delta株から置き換わりました。さらに、2022年1月よりBA.2が検出され2022年4月にはBA.1から置き換わりました。
  • 京都府・大阪府・滋賀県において、2021年6月以降にB.1.167.2(Delta/L452R)の検出があり、B.1.1.7(Alpha/N501Y)と置き換わっています。Delta株の亜分類としては、AY.29、AY.5等が検出されています。
  • 京都府・大阪府・滋賀県において、2021年3月以降にR.1(日本型/E484K)の検出があります。
  • 京都府・大阪府・滋賀県において、2021年1月以降、B.1.1.7の検出があり、急増しました。
  • 2020年7月頃の第2波ではB.1.1.284(日本型)、2020年11月以降の第3波ではB.1.1.214(日本型)、2021年3月以降の第4波ではB.1.1.7、2021年7月以降の第5波ではAY.29、2021年12月以降の第6波ではBA.1.1が多数です。



ウイルスの系統(lineage)については、こちらの分類を用いています。