日本におけるリステリア症の臨床像・リステリア菌の分子疫学に関する論文がpublishされました
リステリア症の臨床像およびその原因となるリステリア菌の分子疫学に関する多施設サーベイランス研究の論文が、Journal of Infection誌に受理されました。
(筆頭著者 篠原 浩 助教)
リステリア菌Listeria monocytogenesは、主に免疫不全者や妊婦に敗血症や中枢神経感染症などの重篤な感染症の原因となる、食品等に由来する細菌です。予後の悪い感染症として知られていますが、日本におけるリステリア症・リステリア菌の特徴についてはよくわかっていませんでした。今回の研究は、全国24施設が参加した後ろ向き研究であり、日本においてもリステリア症が予後の悪い疾患であること、若年者の中枢神経感染症は免疫不全のない患者さんに多く生じていること、さらに日本のリステリア菌は米国・欧州で流行している株と東アジアで流行している株が混在していること、などを明らかにしました。
なお、本研究は日本感染症学会臨床研究促進助成(2020年度、第4回)の助成を受け実施いたしました。
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