ご挨拶

皆さん、こんにちは。
京都大学大学院 医学研究科 臨床病態検査学 教授、ならびに京都大学医学部附属病院 検査部・感染制御部 部長の長尾です。私たちのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

2019年に本教室を主宰して以来、早くも8年目を迎えました。この間、多くの共同研究者の皆様、関連施設の皆様、そして日々の診療・研究・教育を支えてくださるすべての方々のお力添えにより、私たちの取り組みは着実に発展し、さまざまな成果として結実しつつあります。

ウィズコロナの時代を経て、当教室の臨床微生物分野では、新型コロナウイルスをはじめとするウイルス、細菌、真菌のゲノム解析や疫学研究を通じて、病原体理解と感染症対策に資する研究を推進してまいりました。京都市保健所や連携医療機関との協働により、国立大学・自治体・医療機関が一体となった強固な連携体制を築くことができたことは、大きな財産です。現在はその基盤を活かし、薬剤耐性菌や日和見感染症といった従来からの重要課題に対しても、より臨床現場に還元可能な研究を展開しています。また、情報学、社会学、基礎医学分野との学際的な連携も進み、新たな知の創出へとつながっています。

医学研究のあり方が多様化する現代において、私たちは「基礎から臨床へ、そして社会へ」とつながる研究を推進し、医療の質を実質的に向上させることを使命と考えています。そして何より、「感染症で困らない社会」の実現を目標に、診療・教育・研究のすべての側面から挑戦を続けてまいります。

本分野に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご連絡ください。ともに未来の医療を切り拓いていきましょう。

臨床病態検査学 教授 長尾 美紀

2026年4月

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