市中発症ESBL産生大腸菌の分離に関連する患者因子の論文がpublishされました

当研究室が共同研究機関として参加した多施設共同研究の成果が、Journal of Infection and Chemotherapyに掲載されました(研究参加者:津田裕介 特定病院助教、松村康史 准教授)。

近年、市中発症のESBL産生大腸菌感染症が増加していますが、患者側の関連因子については十分に明らかになっていません。そこで本研究では、市中発症例の臨床情報に加えて生活習慣に関するアンケート調査を行い、ESBL産生大腸菌の分離に関連する因子を検討しました。

その結果、先行する抗菌薬投与歴および薬剤耐性菌の検出歴が、ESBL産生大腸菌の分離と関連していました。一方、トイレ使用前の手指衛生は分離と負の関連を示しましたが、この結果は探索的な所見であり、さらなる検証が求められます。

詳細は、以下の論文をご参照ください。

Clinical epidemiology and risk factors for community-onset isolation of extended-spectrum β-lactamase-producing Escherichia coli from clinical specimens in Japan

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1341321X26001571?DGCID=STMJ_300564_AUTH_SERV_PPUB&lid=0ymvfocp5j7p&se_la=6a34dcfe11bbcd005bb96cd9&se_pr=48000908&utm_campaign=STMJ_300564_AUTH_SERV_PPUB&utm_content=300564_AUTSERV-OTR_MAIN_NOAB_SINGLE_ALL&utm_medium=email&utm_source=braze&utm_term=STMJ_ONB_PUB_STEP2_AUTH_STMJ_20260520

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