改良法・試薬の評価:簡易抽出法を用いた場合のLAMP法検査における偽陽性

以前の投稿において、簡易抽出法を用いたLAMP法検査における偽陽性の頻度を報告しました。

今回、偽陽性を低減させるためメーカーにより抽出法および試薬の改良がなされましたので、これの評価を行いました。

  • 無症候者の唾液を用いた検討の結果、偽陽性率は5→1%へ低下しました

本検査を臨床検査として用いる場合、結果を慎重に解釈する必要があると考えます。