京都市との包括連携協定に基づく「高齢者施設検疫モデル」~高齢者施設クラスターを防ぐための実装検証

当教室では、令和2年11月1日に京都市と京都大学医学部附属病院との間で締結した包括連携協定に基づき、「高齢者施設検疫モデル」を全面的に支援しています。

高齢者施設検疫モデルとは:

高齢者施設をCOVID-19クラスター発生から守るため、高齢者施設を一つの国に例えCOVID-19を持ち込まない、拡げないための具体的な取り組みを行うモデル事業です。

「施設職員に対する研修指導」
「新規入所者ならびにその家族への啓発」
「新規入所者ならびに職員のPCR検査」を3本の柱としています。

令和3年2月18日現在、パイロット事業として京都市老人福祉施設協議会ならびに京都府介護老人保健施設協会の複数の施設を対象とし、京都市と協力して職員・家族への啓発活動やPCR検査を開始しています。また、令和3年3月には対象をさらに拡大し、市内のすべての入所系高齢者施設の職員を対象として、さらなる啓発活動ならびにPCR検査を行う予定です。

参照リンク:京都市情報館
【広報資料】京都大学医学部附属病院との包括連携協定に基づく
「高齢者施設検疫モデル」の対象拡大及びPCR検査の実施について(2021年2月12日)
https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000280704.html